VRChatで可愛いアバターを使っていると、フレンドからなでなでされたいな、と思うことってありますよね。でも、いざ撫でられてもアバターが無反応だと、少し寂しい気持ちになることもあるかもしれません。
せっかくの交流ですから、撫でられたときに可愛く表情が変わったり、音が鳴ったりしたらもっと嬉しいはずです。
この記事では、そんなVRChatにおけるコミュニケーションの象徴とも言える「なでなで」について、もっとリアルに、そしてもっと楽しくするための具体的なやり方やおすすめのギミックについて紹介します。
やり方がわからなくて困っている方や、もっと没入感を高めたいと考えている方の疑問を解決できる内容になっています。この記事を読むことで、あなたのアバターがより愛着の湧く存在になりますよ。
VRChatのなでなでを楽しむための基本知識

まずは、VRChatで「なでなで」という文化を純粋に楽しむための基礎知識から見ていきましょう。技術的なことよりも先に、まずはどうやって相手と触れ合うのか、その入り口を知ることが大切です。
初心者でも安心ななでなでのやり方
いきなり誰かの頭を撫でるのは、ちょっと勇気がいりますよね。VRChatでの交流には、お互いの距離感を測る「やり方」がとても重要です。

まずは挨拶から始めて、相手が自分に対して好意的かどうかを伺ってみましょう。
- まずは「こんにちは」と声をかけてみる
- 相手が可愛いアバターだったら「可愛いですね!」と褒めてみる
- 相手が近づいてきたり、しゃがんだりしたらチャンスかも?
基本的には、仲良くなってから行うのがマナーですが、フレンドリーな場所では自然な流れで発生することもあります。
もし自分が撫でてほしい時は、相手の前で少し首を傾げたり、座り込んだりすると、相手も「撫でていいのかな?」と思ってくれるかもしれません。
無理強いは禁物ですが、お互いに「楽しい」と感じられる距離感を見つけるのが一番の近道です。
ユーザー同士が触れ合えるなでなでイベントに参加しよう
VRChat内では、有志による様々な「イベント」が毎日開催されています。
11月18日(火)にフレプラなでなで集会を開催します!
15時~16時に日中の部
22時~26時に夜の部「なでと交流」をするだけのカジュアルなイベントです
ぜひぜひ気軽に参加してね!!会場は「なでなでマッチング【PC Desktop&VR両対応】」
詳細はツリーへ pic.twitter.com/fzCZFC8euk— セミダブル (@semi_double_3E) November 17, 2025
【イベント】「撫でられたい人いらっしゃい」#撫でいら
🕙日時:2025-12-13(土)22:00~23:00 @ VRChat
📩参加:Medolizeにリクイン1回 @ 22:00
✨2人きりの個室でキャストがあなたを撫でます pic.twitter.com/JlIhnAy8tr— 撫でられたい人いらっしゃい【VRCイベント】 (@Medolize_vrc) December 7, 2025
「なでなで集会」や「撫でられたい人いらっしゃい」といったイベントでは、参加者同士の距離が近く、なでなでを体験する絶好の機会になります。
カレンダーサイトなどで今日のイベントをチェックしてみると、自分の興味に合った集まりが見つかるはずです。
「撫でる時は一言声をかける」といったルールがある場合もあるので、確認しておくと安心ですね。
視覚から感覚へ変わるファントムセンスの仕組み
VRChatには「ファントムセンス(VR感覚)」という、不思議な現象があります。

これは、VR空間で視覚的に触れられた情報が、脳によって擬似的な触覚として再現される現象のことです。
頭を撫でられた時に「実際に重みを感じる」「くすぐったい感じがする」という人が多いのはこのためです。

私自身の経験では、最初は何ともなかったのですが、鏡の前で自分を触る練習をしたり、没入感の高いアバターを使ったりするうちに、少しずつ感覚が芽生えてきました。
これは脳の錯覚を利用したものなので、個人差が非常に大きいのが特徴です。
ファントムセンスは訓練で強くなることもありますが、逆に感覚が鋭くなりすぎて、攻撃的な表現に痛みを感じてしまうリスクもあります。自分のペースで楽しむことが大切ですね。
デスクトップモードでの効果的な撫で方
VR機器を持っていないデスクトップモードのユーザーでも、実は「なでなで」を楽しむことは可能です。
マウス操作を工夫することで、アバターの手を相手の頭に持っていくことができます。
具体的には、特定のキーを押しながらマウスを動かすことで手の位置を調整しますが、これが意外と慣れが必要なんです。
相手から見て「あ、今撫でてくれてるんだな」と伝わるように、ゆっくりと手を動かすのがコツですね。
また、デスクトップだと相手との距離感が掴みにくいので、少しずつ近づいて位置を合わせるのがおすすめです。

デスクトップだからできないと諦めずに、ぜひジェスチャーと組み合わせて試してみてください。
VRChatのなでなでを最高に楽しむ3つのギミック
VRChatでのコミュニケーションをより豊かにするために、多くの方が「なでなで」への反応を工夫しています。
ここでは、導入するだけで劇的に体験が変わる3つの人気ギミックについて、それぞれの特徴と魅力をお伝えしますね。
表情が変化する「なでなでEx」
アバターが撫でられた瞬間に、ふにゃっと表情が変わったり、キラキラしたパーティクルが出たりしたら最高に可愛いですよね。それを簡単に実現してくれるのが、なでなでExというギミックです。

このギミックは、アバターの頭や頬に設定したコライダー(当たり判定)に他の人の手が触れることで、あらかじめ設定しておいた表情に切り替えてくれる優れものです。

視覚的なリアクションがあるだけで「今まさに撫でられている!」という実感が格段にアップします。
- 手が触れた時に自動で表情を切り替えられる
- ハートや星などのパーティクルを表示させて可愛さを演出できる
- 対応アバターなら、Prefabを置くだけで設定が完了する
導入方法もシンプルです。
UnityPackageをインポートした後、アバターのフォルダ内にある「NadenadeEx Variant」をヒエラルキー上のアバター内に配置するだけ。対応アバターを使っているなら、ものの数分で設定が終わります。
あとはいつも通りアップロードすれば、あなたも「なでなでされ待ち」の状態になれちゃいます。
聴覚でも癒やされる「撫で音ギミック」
視覚的な変化の次にこだわりたいのが「音」です。撫で音ギミックを導入すると、誰かに頭を撫でられた時に「なでなで」という効果音が再生されるようになります。

これが驚くほど没入感を高めてくれるんです。このギミックの面白いところは、手が触れた場所に応じて音が鳴るため「耳元で音が聞こえる」というASMRのような体験ができる点です。
視覚だけでなく聴覚でも触れられた感覚を味わえるので、一度体験するとこれなしでは物足りなくなるかもしれません。
- 撫でる動作に合わせて音が鳴るのでリアリティがすごい
- メニューから簡単にセットアップできる専用インストーラー付き
- 聴覚を通じた癒やし効果が期待できる
導入には、Unityの上部メニューに追加される「RedNightWorks」から「NadeSystemInstaller」を開き、対象のアバターを指定するだけ。
複雑なアニメーション設定を自分で組む必要がないのが、私のような「難しいことは苦手だけどこだわりたい」というタイプには嬉しいポイントですね。
※正確な導入手順や最新の対応状況については、配布元である「撫で音ギミック」の商品ページをご確認ください。
没入感が格段に向上する「Shadowdepth Shader」
さらにリアリティを追求したい方におすすめなのが、Shadowdepth Shaderです。

これは特定の表情を変えるようなギミックではなく、シェーダー(色の塗り方)の技術を使って「なでなで」の質を向上させます。
通常、VRChatのアバターに手が近づいても、その部分が暗くなることはありません。しかし、このシェーダーを適用すると、手や体が近づいた部分に自然な影が落ちるようになります。
これにより、物理的に手が触れているような立体感が生まれ、没入感が劇的に向上します。
| 比較項目 | 通常のシェーダー | Shadowdepth Shader |
|---|---|---|
| 手の影 | 発生しない(明るいまま) | 近づいた部分に自然な影が出る |
| 立体感 | 平面的に見えることがある | 距離感が視覚的にわかりやすい |
| 没入感 | 標準的 | 非常に高い |

影の表現ひとつで、なでなでの体験がぐっとプロフェッショナルな仕上がりになりますよ。
シェーダーの変更はアバターの見た目に大きく影響します。導入前には必ずプロジェクトのバックアップを取り、元の見え方と変わらないか確認しながら作業を進めてくださいね。
※正確な導入手順や最新の対応状況については、配布元である「Shadowdepth Shader」の商品ページをご確認ください。
PhysBone設定で理想の髪の揺れを作るコツ
撫でられた時の髪の毛の動きは、没入感に直結します。VRChatの標準機能である「PhysBone」を使えば、ふわふわとした質感を作ることができます。
設定のポイントは、力を入れすぎないことです。
| パラメータ名 | おすすめの目安 | 効果 |
|---|---|---|
| Pull(戻る力) | 0.1 ~ 0.2 | 髪が手の動きに素直に従うようになります |
| Spring(弾力) | 0.2 ~ 0.5 | 手が離れた後の「ふわっ」とした余韻を作ります |
| Radius(判定) | 0.02前後 | 手が髪に触れる範囲を調整します |
これらの数値はあくまで目安ですが、Pullの値を低めに設定すると、髪が手に吸い付くような柔らかい質感になります。
設定を変更した後は、Unity上で自分のアバターの髪を実際に掴んで動かしてみて、不自然に跳ねないか確認してみるのがいいですね。
絆を深めるVRChatのなでなでの魅力まとめ
ここまで、VRChatのなでなでに関する様々な側面を見てきました。
単なる頭を撫でるというアクションですが、その裏にはお互いを思いやる心理や、それを支える素晴らしい技術がたくさん詰まっています。
なでなでは、言葉以上に相手への親愛の情を伝えられる素敵なコミュニケーション手段です。最初は緊張するかもしれませんが、まずは勇気を出してワールドを巡り、少しずつ自分なりの楽しみ方を見つけてみてください。
技術的な設定やアセットの導入については、常に最新の情報を公式サイトや作者様のページで確認するようにしてくださいね。
VRChatはアップデートが頻繁に行われます。ギミックが動かなくなった場合などは、Unityのバージョンやツールの更新情報を確認して下さい。困ったときは、コミュニティの詳しい方に相談してみるのも一つの方法ですよ。

あなたにとってのVRChatでのなでなでが、より温かく、楽しいものになることを心から願っています!

